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様々な腎臓病 ネフローゼ症候群 学校検尿について お母さん、お父さんへ





腎臓は、お腹の中に左右2つあります。健康な人であれば、移植などで一つだけになっても、機能的には問題無いと言われています。
外形は、ソラマメのような形をしており、軽くにぎった自分のコブシ位の大きさで、成長とともに大きくなり、成人で約10~12センチ位の大きさがあります。
腎臓は、血液を濾過するフィルターのようなもので、血液中に含まれる余分な水分や老廃物を取り除き、尿として排出する役割を持っています。
その他に、血圧の調整や、赤血球の生成、また、丈夫な骨を作るための活性型ビタミンDをつくる働きも行っています。

腎臓の主な働き
老廃物の排出 体に必要なものを体内に残し、体に不必要なものは尿として、体外に排出する役割があります。
電解質の調節 血液や体液の中に存在するナトリウム、リン、カリウム、カルシウムなどの電解質の濃度を一定に保ちます。
血圧を調整 レニンという酵素を産生し、その作用によって血圧を上げたり、血液の循環を正常に保とうとします。
ホルモンを産生 赤血球の生成に関与するエリスロペチンというホルモンを分泌し、赤血球を作るよう骨髄に働きかけます。
ビタミンDの活性化 ビタミンDを活性化し、骨の成長に欠かせないビタミンD3にします。





腎臓の内部の皮質には、尿をつくるための最小単位である「ネフロン」という構造物が約100万個あります。
ネフロンは、毛細血管が毛糸玉のようになった「糸球体」と、糸球体で包む「ボーマン嚢」という袋と、尿細管で構成されています。
糸球体は濾過装置のようなもので、血液に溜まった老廃物を除去する働きをしています。ここで除去された老廃物を「原尿」と呼び、ボーマン嚢で受け止め、尿細管へと送ります。
この尿細管では、原尿に含まれるブドウ糖や、アミノ酸、電解質、ビタミンなど、まだ体に利用できる成分を再吸収を行い、集められた尿は、腎盂を経て、膀胱へと送られます。

全て糸球体(約200万個)で作られる原尿は、1日約150L。それらが尿細管で再吸収され、最終的に排出される尿は1日約1.5Lです。






腎臓病は、かなり症状が進行しないと自覚症状が現れない病気です。
下記の症状に当てはまると感じたら、一度専門医へ受診されることをお勧めします。

尿の異常 回数と量 ・尿量が少ない頻尿→膀胱炎
・尿量が増加する多尿→尿崩症、糖尿病
・尿量が少なくなる乏尿→急性腎炎、腎不全、ネフローゼ症候群
尿の量や回数は、摂取した水分と、かいた汗の量により、増減しますので、自己判断せず、医師に相談ください。
尿の色 一般的に尿量が増える尿崩症や糖尿病は水のような薄い色になりますが、濃い薄いは、摂取した水分量や、汗の量で変化します。他に、コーラ、赤ワイン、血液色など色調の血尿や、白く濁った尿の場合は、腎盂炎、膀胱炎など尿路感染症が疑われますので、早急に医師へご相談下さい。
浮腫(むくみ) むくみとは体に必要以上の塩分や水分が溜まった状態です。まぶたがはれぼったり、足が太くなったりした場合は、尿に大量の蛋白が漏れている可能性があります。急性腎炎やネフローゼの急性期に多くみられ、とくにネフローゼの浮腫は著名で胸水や腹水として現れます。
高血圧 体内に余分な水分や塩分が溜まったことにより起こる高血圧と、腎臓で生成される「レニン」という血圧をあげる酵素が増加して起こる高血圧があります。
前者は腎炎・腎不全にみられ、後者は腎臓の中の血管に異常がある場合などにみられます。
紫斑、腹痛、間接痛 紫斑に腹痛や関節痛を伴う場合は、アナフィラクトイド紫斑病が考えられます。この病気は、約半数に腎炎を併発し、紫斑病性腎炎といわれる子供に多い腎炎の一つです。
貧血 慢性腎炎で腎機能が長期にわたって低下している時は、腎臓から分泌される造血ホルモン(エリスロポエチン)の量が少なくなり、貧血に至ることがあります。
発熱、頻尿、排尿痛 発熱に、頻尿や排尿痛などの膀胱刺激症状を伴っていれば尿路感染症が考えられます。
腹部膨満、腹部腫瘤 腎臓の先天奇形、および周辺の腫瘤が発見される場合があります。不明の発熱や食欲不振、肉眼的血尿を伴うこともありますが、ほかに症状が無いことも少なくありません。
成長障害 貧血の著名な慢性腎不全や反復する尿路感染症の際に成長障害がみられます。
ネフローゼ症候群では、治療に用いられるステロイド剤の作用もあり、身長の伸びが悪くなります。